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「当然、私流の木工に対するスタイル・こだわりは持っています。でも木工は実用性も大切。私は顧客の声に耳を傾け、その方がもつ具体的なあるいは抽象的、潜在的な要望、想いを具現化することも大切だと思ってます。」 そういって小林さんは小さく微笑む。 おしゃれなカフェに隣接するアトリエスペースに小林さんの工房はある。 開放的で前衛的な空間だ。 30歳のとき一念発起し勤めていた建築事務所を退社、子供のときからの夢でもある物作りの道へと歩み始める。 今はこの大きなアトリエスペースを何人かの若手作家とシェアしながら創作に励んでいる。 「30歳からの木工作家としての独立。でもそんなに不安じゃあなかったですよ。というかそれしか自分の中で選択肢が思い浮かばなかった(笑)。他人に自分の作品を使ってもらえることに私は最上の喜びを感じるんです。もう天職ですね。」 小林さんが製作した棚が片隅に置かれている。足の部分が特徴的で、独特な風合いがある。 「あの棚は釘を全く使用していません。それは見た目のこともありますけど第一に強度面を考慮にいれてます。ホゾ組というんですけど、木に穴を開けブロックのように組み合わせてます。」 小林さんは席を立ち棚に近づく。 |
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「シンプルな中にも付加価値を織り込むようにしています。例えばこの棚。アシの部分を外して組み替えれば、ローテーブルとしても使用できます。」 椅子や家具、写真立てなど工房に点在する小林さんの作品は、いずれも個性的な光を放っている。アートとユーザビリティー、芸術と実用性という本来相容れないと思われる要素のバランスを上手くとりながら、小林流のスタイルを作り上げる。 「将来の目標は、更にアートと実用性を追及していくことで顧客が一目みただけでこれが小林作だとわかっていただけるような作品を作り出すことです。独りよがりの芸術では駄目です。顧客自信が望んでいる作品を顕在化させそれを形つくることで、結果としてそれを小林流のアートに昇華できれば、と考えています。」 そういって小林さんは、今度は少しだけ歯を見せて微笑んだ。 遅咲きの木工アーティスト、小林さん入魂の一作。 岡山の代表的観光地である倉敷美観地区の町並み(なまこ壁)をモデルにした「なまこ壁 手編み木工ライト」をプレゼント。 優しい木の香りと柔らかい光があなたを癒してくれます。 |
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